三重調理専門学校、32人が卒業 「四條流庖丁儀式」奉納も

【大川校長(右端)に謝辞を述べる卒業生代表の中林さん(中央)=津市羽所町のアストホールで】

【津】津市大谷町の大川学園三重調理専門学校の第62期生卒業式が15日、同市羽所町のアストホールであった。10―60代の調理2年コース11人、同1年コース21人が卒業証書や調理師免許を受け取った。

昨年に続き来賓を招かず卒業生、教員、保護者のみが出席。マスクの着用は自由とした。式後には同校卒業式恒例の平安時代から伝わる宮中行事「四條流庖丁儀式」を奉納した。

式では大川将寿校長が卒業証書や調理師免許を手渡し、式辞で「皆さんは三重県で専門職として求められる人材。自信を持ってたくさんチャレンジし変化の時代に柔軟性を持って活躍して」と激励した。

卒業生総代で成績最優秀の知事賞を受賞した中林陸哉さん(20)=津市安濃町川西=は「それぞれの進む道は違うが今日を人生の巣立ちの日として希望を持って羽ばたいていく」と謝辞を述べた。

【箸と庖丁のみでコイをさばく「四條流庖丁儀式」=津市羽所町のアストホールで】

儀式では同流派三重社中の同校OBらが、包丁と2本の箸だけでコイに手を触れることなく見事にさばいた。

同校によると就職を希望する卒業生のほぼ全員が県内を中心にホテル、日本料理店、製菓店などに決まっているという。