四日市の3校出場へ 20日から全国選抜高校テニス 西高は44年ぶり2回目

【全国選抜高校大会に44年ぶり2度目の出場を果たす四日市西女子テニス部=四日市市桜町の同校で】

福岡県で20日から26日まで開催の第45回全国選抜高校テニス大会に、三重県内から四日市工(男子)四日市商(女子)四日市西(同)の3校が出場する。第1回大会以来の出場となる四日市西は高校から硬式テニスを始めた選手もいる中、昨年秋の女子県新人大会で四日市商に次ぐ準優勝を果たし、全国選抜の東海予選を兼ねた東海選抜大会に出場した。44年ぶり2回目となる全国選抜もチーム一丸で臨む。

数年前までは県大会でも「1、2回戦止まり」。現在チームで主力ダブルスを務める山口実南、奥村有澄ペア、シングルスで活躍する榺梨帆ら就学前後から硬式テニスを始める2年生が入部した頃から成績が上向き、2年前の県新人大会は3位であと一歩で東海選抜出場を逃した。

昨年春以降、個人で東海大会出場経験がある坂田桃花ら実力派の1年生が多く入部。10月開幕の県新人大会は全国大会優勝経験校の四日市商に次ぐ県2位につけた。東海選抜は8校中8位の成績で一般枠での全国選抜出場を逃したが、部の特色などが評価され、今年1月の選考委員会で定員1の女子選考枠を獲得した。

テニス部顧問の早川尚文教諭によると同校は99パーセントの生徒が進学希望。テニス部も部活動と学業の両立が大きな課題だ。限られた練習時間を有効に使おうと部活動は全員でできる内容が中心。メニューは2年生の岡野里音主将ら生徒自身で考えている。

周囲の大人も活動を温かく見守る。女子テニス部の使用するテニスコートは照明がなかったが早川教諭が学校にかけあい、昨年秋の東海選抜の後、LEDの投光器18台が設置された。主将の岡野は「感謝の気持ちを持ち一生懸命全力を出し切ることを全国大会の目標にしたい」と話している。

○…全国選抜の個人戦には1年生の坂田桃花が出場する。5歳からテニスを始め個人で東海大会出場の経験があり団体戦でシングルス1を務める。「中学から知っている先輩がいた」ことを四日市西進学の理由に挙げ「ラリーをつなげて相手のミスを待つ展開が得意だったけれど(高校入学後)ボレーも得意になった。全国では今できる最高のプレーで団体戦、個人戦ともに1つは勝つ」と意気込む。

第45回全国選抜高校テニス大会 日本テニス協会、全国高体連の共催。団体戦と個人戦があり個人戦優勝者には全米オープンジュニア予選のワイルドカードが付与される。団体戦は地区予選を突破した55校と選考枠の1校の男女各56校で争われ、本県からは一般枠で東海地区選考会優勝の四日市工(男子)と四日市商(女子)、選考枠で四日市西(女子)が出場する。