「ファミマフードドライブ」開始 いなべ市内で新たに5店舗 三重

【食品を回収するいなべ市社会福祉協議会の職員(右)を手伝う店のオーナーの位田浩章さん=いなべ市のファミリーマート員弁町宇野店で】

【いなべ】コンビニ大手のファミリーマートは、家庭で余った食料品を支援の必要な人に届ける「フードドライブ」を今月から新たに、三重県いなべ市内の5店舗で始めた。

1日から始めた店舗は、いなべ大安いしぐれ店、大安町門前店、いなべR365店、員弁町宇野店、いなべ大安町店。この5店舗に寄せられた食品は、協力パートナーの市社会福祉協議会が回収し、市内4カ所の子ども食堂に提供したり、食品を必要とする人に無料で配布する「フードパントリー」で配る。

同社は「ファミマフードドライブ」と称したこうした取り組みを、9日時点で全国2052店舗、県内143店舗、市内では今回加わった5店舗を含む8店舗で実施している。

同社オペレーション本部東海第3リージョン桑名営業所の岩島幸佑営業所長(39)は「24時間、365日いつでも気軽に、食料品を持ち込んでほしい」と呼びかけた。