少年野球県代表、優勝目指す 桑員ボーイズ伊藤選手、亀山市長表敬 三重

【亀山】東京都大田区の大田スタジアムで開催する「スターゼンカップ第53回日本少年野球春季全国大会」(26―31日)に県代表として出場する「桑員ボーイズ」(いなべ市)に所属する、三重県亀山市立中部中学校2年生の伊藤大河さん(14)=同市川合町=は6日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、大会への意気込みを語った。

県内9チームが参加した予選大会で優勝した桑員ボーイズは、4年ぶり5回目の出場。

小学生時代に亀山の野登ベースボールクラブで軟式野球をしていた伊藤さんは、中学校への進学時、将来プロ野球選手になる夢を持ち、県内の中学生硬式野球チームの中から、専用グラウンドを持ち、コーチ陣も充実している「桑員ボーイズ」に入部した。

毎週土、日曜の練習に、自宅から車で専用グラウンドまで片道約1時間かけ送迎をしている父親の一成さん(44)は「子どもがやりたいことを、親として応援しています」とし、「車内ではほとんど、野球の話しばかりしています」と話した。

捕手で3番打者の伊藤さんは「初めての大会で雰囲気にのみこまれないよう緊張せず、初戦を勝って優勝を目指します」と語った。櫻井市長は「全国大会が次につながるよう、健闘を祈っています。頑張って」と激励した。