國學院大とオープン戦 皇學館大、関東遠征初戦は完敗 学生野球

【第1試合一回表1死二、三塁、皇學館大4番村田が國學院大先発左腕新名のチェンジアップを捉え左翼フェンス奥に運ぶ=國學院大野球部グラウンドで】

東海地区大学野球連盟の三重県リーグで昨年秋8季連続優勝した皇學館大が6日、遠征先の神奈川県内で、昨年の東都大学野球秋季リーグ優勝の國學院大とダブルヘッダーのオープン戦を行った。

旧チームのレギュラーが多く出場した第1試合は5―16の完敗。一回1死二、三塁で4番村田怜音(3年・相可)が國學院大先発の新名凌馬(2年・大分舞鶴)から左越えの先制3ランを放つなどして一時5―1と試合をリードしたが中盤逆転を許すとミスも絡んで大量失点した。

関東遠征は2015年度全日本大学選手権以来の全国大会出場を目指して今年初めて実施。7日は日体大、8日は城西大と対戦する。森本進監督は「1つ1つのプレーの堅実さ、確実さを学び、成長のきっかけをつかんでほしい」と願った。

第1試合に先発し7回8失点だった江南怜(3年・津商)は「2ストライクから簡単に三振しない」と東都覇者の底力に感嘆。それでも四回まで1失点で粘り「通用した部分もあるのでそこは自信に変えたい」と前を向いた。