つりびなや木目込み人形など1700点 大紀町、3年ぶりにひなまつり作品展 三重

【手作りにこだわったひな人形などが並ぶ会場=大紀町阿曽の阿曽公民館で】

【度会郡】三重県大紀町阿曽の阿曽公民館で4日、町民ら約百人が制作したひな人形など約1700点が並ぶ「ひなまつり作品展」が始まった。5日まで。

同公民館が主催する作品展で、毎年今の時季に開いているが令和3、4年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、3年ぶりの開催。

木目込み人形やつりびな、千体びな、陶びな、古布を使ったひな人形などのほか、ひな祭りや春にちなんだ俳句を障子にしたためた作品が会場を華やかに彩る。短歌や生け花、書作品なども展示している。

五日午前10時―午後2時まで、バルーンアートのワークショップ(材料費300円)を開催。古布びな作りは無料で体験することができる。

水口壽館長は「準備期間が短かったが、皆さんが快く参加してくれて思ったよりも作品が集まった。手作りにこだわった作品を見てもらえれば」と話した。