津市、脱炭素を推進 プラットフォーム開設

【定例記者会見に臨む前葉津市長=市役所で】

【津】津市の前葉泰幸市長は3日の定例記者会見で、市地域脱炭素推進プラットフォームを開設したと発表した。企業や団体、市民らの情報共有や取り組みの場所として設け、脱炭素社会の実現を目指す。

政府が2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言したのを受け、市では昨年8月に地域脱炭素宣言を実施。環境問題に関心の高い企業・団体、個人が個別に対応するのではなく、情報交換をしたり、一緒に取り組みを進めたりすることで脱炭素社会への機運を高めようと、プラットフォームを設置することにした。

市のウェブサイト内でポータルサイトを立ち上げ、市や国の政策、各種イベントなどの情報を集約。脱炭素に関心のある個人や企業、団体が参画者として登録できるようにし、情報発信の手段としても活用してもらう。現在、企業や団体29件が登録しており、市ではさらなる参加を呼びかけている。サイトは誰でも閲覧できる。

ネット上だけでなく、対面での「2050カーボンニュートラルミーティング」も年3回程度開催し、実現に向けた提案、企業・団体の事例紹介などを実施する。また、プラットフォーム運営に向け、若者らを中心とした「未来創造会議」を設置し、さまざまな意見を出してもらう。

5月13日には津リージョンプラザでキックオフイベントの開催も予定している。

前葉市長はプラットフォーム開設について「企業や団体、市民が参画して、ともに意識を高め、集う場所にしたい」と強調。若者らの参画には「今の若い人が将来の地球を守るため、積極的に意見交換してもらいたい」と話した。