JA三重が新ビル起工式 令和8年8月に完成予定

【起工式で記念撮影をする出席者とビルの完成イメージ=津市栄町1丁目で】

新たな「JA三重ビル」の起工式が1日、津市栄町1丁目の現ビルであり、約40人の関係者が工事の安全を祈願した。新たなビルは現ビルの隣接地で令和8年8月に完成予定。同じく隣接する県営都市公園「県庁前公園」も合わせてリニューアルする。

JA三重中央会(県農業協同組合中央会)などでつくる建設検討委員会によると、完成から55年がたつ現ビルの経年劣化や地震対策の必要性から建て替えを決定。平成26年から検討してきた。

新たなビルは地下1階、地上10階建て、延べ床面積は約1万1200平方メートル。現ビルより2600平方メートルほど広い。設計を含む総工費は約64億円。清水建設と北村組の建設共同企業体が施工する。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大やウクライナ情勢によって資材費や労務費が高騰したことを受け、昨年3月に建設計画を変更。当初の計画では昨年4月に着工し、12階建てとする予定だった。

県庁前公園のリニューアル費もJAグループ三重が負担。県と同社は平成29年、新ビル建設を前に敷地内の710平方メートルを等積交換することで合意していた。公園は工事が終わるまで閉鎖する。

起工式には一見勝之知事や前葉泰幸津市長が出席。JA三重中央会の谷口俊二会長は「やっとのことで、この日を迎えられた。新ビルを拠点とし、これまで以上に農業振興や地域貢献を進める」と述べた。