【亀山】亀山市は27日、「市民の健康づくりの推進に向けた包括的事業連携に関する協定」を全国健康保険協会三重支部「略称・協会けんぽ」(津市栄町四丁目)と締結した。
市役所で締結式があり、櫻井義之市長と同支部の内藤誠支部長(64)がそれぞれの協定書に署名した。
同協定は、特定健康審査、がん検診など受診促進など相互の協力が可能な分野における連携により、市が取り組む市民の健康づくりを推進する健康施策の事業に生かすのが狙い。同支部はこれまで、県と津、名張など3市と菰野町と締結している。
内藤支部長は「独自の健康保険組合を持たない中小企業の従業員が加盟している『協会けんぽ』の情報を提供し、協力することで亀山市民の健康づくりの役に立てれば」と述べた。
櫻井市長は「健康に関する協定は心強い」とし、「しっかりパートナーシップを組み、市民が健やかに豊かに過ごせるまちづくりを前進させる」と話した。