マスクの着用は個人の判断で 亀山市議会、国の考え方踏まえ 三重

【亀山】三重県の亀山市議会3月定例会は24日、開会し、会期を3月28日までの33日間と決めた後、213億9千万円(前年度比3・1%減)の新年度一般会計予算案など予算関係7件、補正予算関係6件、国民健康保険条例の改正など条例関係13件のほか、その他5件の計31議案と報告3件を上程し、散会した。

開会に先立ち、森美和子議長は「マスクの着用に対する国の考え方が示され、3月13日から適用することを踏まえて、本日より議会の会議でのマスクの着用については、感染対策を徹底した上で、個人の判断にゆだねることとする」と述べた。

新年度一般会計予算案には、城東地区コミュニティセンター充実事業に1億2千万円▽子育て世代包括支援事業に1億1870万円▽亀山東小体育館の屋根全面改修に3千万円▽道路(川合9号線)新設改良事業に2200万円▽滋賀医科大学スポーツ・運動器科学共同研究講座支援事業に2520万円―などを計上した。

一方、市国民健康保険条例改正案は、被保険者が出産した時に支給する出産育児一時金を、これまでの40万8千円から48万8千円に引き上げることに伴い、改正する。

定例会日程は次の通り。3月8、9日=代表質問▽9、10日=議案質疑▽10、22、23日=予算決算委員会▽13、14日=一般質問▽15日=産業建設委員会▽16日=教育民生委員会▽17日=総務委員会▽27日=議会運営委員会▽28日=本会議、各委員長報告、採決、閉会