災害時にソーラーハウスなど提供 伊勢市とダイワテックが協定 三重

【協定書を交わした(左から)鈴木市長と渡邊取締役=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市と自然エネルギーシステムを開発する「ダイワテック」(名古屋市)は21日、災害時におけるソーラーシステムハウスなどの資機材の提供に関する協定を結んだ。

災害時、市の要請により、太陽光パネルを備えた仮設ハウスやトイレ、街路灯といった資機材を避難所などに提供する。資機材はすべて、太陽光パネルの自家発電により、照明やエアコン、携帯電話の充電など必要な電力をまかなえる。同社は全国の建設会社に、工事現場に設置する仮設ハウスなどの資機材を貸し出している。県内でも約10カ所に貸し出していて、市の要請を受けた際は、周辺の工事現場から資機材を調達する。

市役所であった調印式で、鈴木健一市長は「南海トラフ地震や津波、風水害のリスクが高い地域。万一の備えとして心強い限り」と述べた。同社の渡邊實取締役経理部長は「災害に応じ、自然エネルギーで電気を作るシステムの商材を提供し、微力ながらできる限り協力したい」と話した。

同社は、全国の自治体と同様の協定締結を進め、今回で60例目。