鈴鹿産レーシングマシン展示 鈴鹿PA、フォーミュラEnjoyに参戦 三重

【市周辺のレース関連企業が共同で開発、製作したオリジナルマシン=鈴鹿市市山本町の新名神高速道路鈴鹿PA「PIT SUZUKA」で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市はこのほど、同市山本町の新名神高速道路鈴鹿PA「PIT SUZUKA」の地域資源PRコーナーで、鈴鹿サーキットと市周辺のレーシングカー製造会社らで立ち上げた独自レース「フォーミュラEnjoy」で走行する鈴鹿産オリジナルマシン1台を展示した。3月31日まで。

フォーミュラレースのエントリークラス的な位置づけで「一生涯モータースポーツ」をコンセプトに、平成15年から始まった。鈴鹿サーキットと岡山国際サーキットで開催し、ことしは25、26日に鈴鹿サーキットで17台が参戦し、開幕する。全7戦。

展示車両は同市寺家町のレーシングガレージ「K&Gレーシング」が所有するレンタル用マシン。平成27年誕生の2世代目「FE2」で、鈴鹿サーキットや市内のレース関連企業が共同で開発、製作した。ホンダ製エンジンを搭載し、排気量は1300cc。

展示を通じて市の地域資源の一つ、モータースポーツの魅力をPRするのが狙い。

担当の地域資源活用課は「『乗る』『見る』『支える』が全てそろう『モータースポーツのまち鈴鹿』の魅力が伝われば」と話した。