水産高実習船の建造費31億円追加 三重県が補正予算案

三重県は13日、県立水産高の実習船「しろちどり」の建造費などとして、31億1600万円を追加する本年度一般会計2月補正予算案を発表した。令和5年度当初予算と共に15日の県議会本会議に提出する。

県によると、実習船の建造費には19億1100万円を計上した。建造費の総額は今回の予算を含めて27億1700万円。うち4億5千万円を国の補助金で賄う見通し。実習船は来年3月にも完成する予定。

エネルギー価格高騰の影響を受けた中小事業者への補助金に3億3100万円を計上。設備を省エネ化したり、再生可能エネルギーの設備を導入したりした事業者に対し、200万円を上限に経費の半額を補助する。

新型コロナウイルスの感染防止対策費には、1億8700万円を計上。保育所や児童養護施設などが実施した対策の費用を補助するほか、県立学校や児童相談所がマスクや消毒液を購入する費用に充てる。

このほか、市町の地籍調査を支援する費用として1億5700万円を計上。市町をまたぐ幹線バスを運行する事業者への補助金に1億6600万円、きのこ生産者への補助金に1800万円を充てる。

補正予算のうち、9億9600万円は新型コロナに関連した臨時交付金などの国庫支出金で賄い、4億2600万円は国の税収増に伴う地方交付税の追加分を充てる。残る16億9300万円は起債する。