スイーつフェスタ4年ぶり開催へ 来月18日、19日

【スイーつフェスタについて説明する前葉市長=津市役所で】

【津】三重県津市の前葉泰幸市長は24日の定例記者会見で、来月18日、19日に市内の和洋菓子が勢ぞろいする第10回スイーつフェスタを同市大門の市センターパレスホールで開くと発表した。コロナ禍で中止していたが4年ぶりの開催となる。

市内で製造・販売されているスイーツや銘菓を周知し、おいしさ、美しさなどを堪能してもらおうと平成22年度から毎年1回開催。今年は市内で和洋菓子を販売する16店が集結する。各日とも午前10時から午後3時半まで開く。

会場では参加店舗の和洋菓子の販売が行われるほか、4店舗の食べ比べができるどら焼きとシュークリームの各詰め合わせも特別販売される。菓子職人による飴細工の実演や、来場者が参加してマジパン細工の制作体験も行われる。

また、事前に「こんなお菓子があったらいいな」と思う“夢のお菓子”のイラスト作品を募集。全国から517件の応募があり、その中から5人を優秀作品に選定した。19日午後2時半から受賞式があり、受賞作品を菓子職人が本物のお菓子に再現して受賞者にプレゼントする。

前葉市長は「伊勢街道沿いにある市は古くからお菓子の製造・販売が盛んで、市民がお菓子を愛する土地柄だ」と強調。その上で「4年ぶりの開催となり、ぜひ会場に足を運んで楽しんでほしい」と呼びかけた。