女性ら着物で関宿散策 「関宿まちむすめ横丁」始まる 三重・亀山

【プロカメラマンによる撮影を楽しむ人ら=亀山市関町中町の「関宿旅籠玉屋歴史資料館」で】

【亀山】三重県亀山市関町の旧東海道五十三次47番目の宿場町「関宿」一帯で11日、「関宿まちむすめ着物横丁」が始まり、木綿の着物を着た女性らが町歩きを楽しんだ。13日まで。午前10時―午後3時。

「三重の文化を愛する会」(竹島愛佳代表)が主催する亀山市との協働事業。同会は、県内各地で培われた文化を掘り起こし、その地の観光集客につなげる目的で令和2年に発足。関宿でのイベントが初めてとなる。

この日訪れた人らは、レンタルで着られる木綿の着物を着て、プロのカメラマンによる写真撮影などを楽しみながら町並みの散策を満喫した。

【着物姿でにぎわう関宿街道=亀山市関町で】

12日は、昭和までたばこ屋を営んでいた旧落合家で、同市出身の落語家、三代目林家菊丸さんの独演会がある。13日には関の山車会館で、亀山の子ども能サークル「輝」が舞いを披露。亀山高校の生徒がクイズラリーを催す。

四日市市から訪れた太田菜月さん(32)は「着物を着るのは成人式以来。木綿の着物を着て、母と2人で関宿の町並みを楽しみました」と話していた。

古民家鑑定士の資格を持つ竹島代表=同市アイリス町=は「重要伝統的建造物群保存地区で、江戸期の町並みを残しながらも地域住民が営む『関宿』こそ、着物が似合うまち」とし、「イベントを通じて、より訪れる人が増えることに期待したい」と笑顔で話した。