膵臓がんへの理解深めて 三重大で3年ぶり「パープルリボンウオーク」

【紫色のTシャツを着てウオークをする参加者=津市江戸橋の三重大で】

【津】膵臓(すいぞう)がんへの理解を深める啓発イベント「パープルリボンウオーク&セミナー2022in津」(三重パープルリボン実行委員会主催、伊勢新聞社など後援)が6日、3年ぶりに津市江戸橋の三重大学であった。啓発ウオークやセミナーなどにのべ約470人(主催者発表)が参加した。

膵臓がんは五年生存率が10%とがんの中で最も低く、早期発見と専門施設での治療が大切とされている。三重大病院は日本で最も肝胆膵外科の専門医が多く、平成24年から教職員や医学部生で実行委員会を作り啓発に取り組んでいる。

ウオークには医療者や患者ら259人が参加。そろいのTシャツや啓発メッセージ入りリボンを身に着けて医学部構内約2キロを歩き、途中のポイントでクイズに挑戦した。午後には医師、薬剤師、患者らが話すセミナーで膵臓がんについて学んだ。

【膵臓に関するクイズを解く参加者=津市江戸橋の三重大で】

参加は4回目という松阪市六根町の澤村茂さん(77)は「イベントに参加するようになり膵がんについて学べている。他の人にも伝えていきたい」と述べた。

肝胆膵・移植外科の岸和田昌之実行委員長(49)は「急な糖尿の症状が出た場合や膵臓がんの家系の人はすぐかかりつけ医に伝え総合病院で治療することが大事」と話した。