学校トイレ改修に高校生の目線を 鈴鹿の神戸高生、三重県に提案

【鈴鹿】令和5年度に三重県による学校トイレの大規模改修が実施される鈴鹿市神戸四丁目の県立神戸高校で24日、生徒らが、高校生の視点で使いやすいトイレについてまとめた改修案を県職員に提案した。

提案したのは理数科の必修科目「課題研究」で、学校のトイレ改革に取り組む2年生の7人。

7人は1学期に1、2年生575人が回答したトイレ調査や、男子トイレ小便器の間仕切りについての実証実験アンケートを実施。アンケート結果を基に、課題と解決策をまとめた。

この日は生徒4人が出席し、県教委事務局学校経理・施設課の三上利之主幹ら2人の前で発表。「隣に人が居たら気になるか」「前の人の使用の仕方が気になるか」などの質問で「気になる」と答えた人数が過半数を超えたことや、設置した5種類の間仕切りのうち、目線と胴体部分を隠すタイプの人気が高かったことなどを説明したほか、解決策として「隣同士の距離を意識した小便器の配置」「消毒用の便座除菌クリーナーディスペンサーの設置」など10項目を提案した。

生徒らの提案を受け、三上主幹は「実現できそうなものは取り入れていく」と講評した。県は令和2年度から、老朽化に伴う洋式化、乾式化の対策として県内62校の改修工事を進めている。

発表を終え、リーダーの山路りなさん(16)は「アンケート結果をまとめるのが大変だったが、いろいろな声を知ることができて良かった。少しでも多く生徒らの意見を取り入れたトイレが完成したらうれしい」と話した。【学校トイレの課題や解決策について発表する生徒=鈴鹿市神戸4丁目の県立神戸高校で】