「花」をテーマに伊勢型紙制作 津で榊原市民館講座生の作品展 三重

【作品について話す後藤講師(左端)ら=津市榊原町の榊原温泉郵便局で】

【津】三重県津市榊原町の榊原市民館伊勢型紙講座の作品展が、同町の榊原温泉郵便局(中井剛局長)で開かれている。同町の70歳代の講座生5人が「花」をテーマに制作した近作16点を展示している。31日まで。

同講座は同市久居野村町の後藤美智子さんを講師に月1回開催し10年目。年1回同局で作品展を開いており今年で4回目となる。

華やかなボタン、紅葉をあしらった菊、ヒマワリと灯籠流し、アジサイ、ツタなどを渋紙に小刀や錐で彫っている。手本の絵柄にアレンジを加えることもあるといい、花びらの立体感や背景の模様など細部にわたり丁寧に仕上げている。

開講当初から通う田中秋江さん(74)は「時間を忘れるときがある」と楽しさを話す。後藤講師は「競わず楽しむことを大事にしている。こげ茶と白の世界でも色を感じられるのが伊勢型紙の魅力」と述べた。