三重県戦没者に黙とう 津で追悼式、遺族ら300人参列

【戦没者追悼式で献花する遺族=津市一身田上津部田で】

三重県は3日、本年度の戦没者追悼式を、津市一身田上津部田の県総合文化センターで開いた。遺族ら約300人が参列し、黙とうや献花で太平洋戦争などの戦没者ら約5万3千人の冥福を祈った。

県によると、全国戦没者追悼式に合わせて昭和41年度から毎年実施。例年は遺族ら約800人が参列するが、令和2年度からは新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的として規模を縮小している。

参列者は黙とうの後に献花。一見勝之知事は式辞で「自らの命を捧げた同胞の気持ちに思いをはせると言葉も出ず、胸が詰まる。政治に関わる全ての者に戦争を起こさない強い覚悟が必要」と述べた。

フィリピンで叔父を亡くした松阪市の水本雅久さん(72)は追悼の言葉で「ウクライナではロシアとの争いが続いている。今こそ戦争体験を風化させないよう恒久平和を次世代に伝える」と述べた。