<全国高校総体はばたけ県勢>重量挙げ・松田、「高校3冠」へ2つ目狙う

【松田魁利】

今年3月、スナッチとジャークの2種目の合計記録(トータル)で争われる、重量挙げの全国高校選抜大会男子61キロ級で優勝を果たした亀山高校3年の松田魁利。高校3年目の目標に「高校3冠」を掲げており、今月5日から8日まで愛媛県新居浜市市民体育館で開かれる全国高校総体(インターハイ)男子61キロ級で高校2冠目を目指す。

小学時代まで空手道と重量挙げの二刀流。小学3年時から3年間続けた空手は黒帯の腕前で、形で県3位に入ったことも。鈴鹿市立白子中に入学後、重量挙げ一本に絞り、県ウエイトリフティング協会が主宰する「みえウエイトリフティングジュニアクラブ」で正式に練習を始めた。

最初は同じ県内の先輩の背中を夢中で追いかけるだけだったが、中3で出場した全国男子中学生選手権55キロ級ジャークで97キロの日本中学記録を出して初優勝した時「まだ余裕があった」。自分の限界を超えたいと、いっそう練習に打ち込むようになった。

「試合になると調子が良くなるタイプ」で、歴代の自己ベストはいずれも公式戦で出した記録だ。選抜の覇者として、追われる立場で臨むインターハイは、スナッチ、ジャーク、トータルの全種目で1位に立つ完全優勝を狙う。スナッチ、ジャーク両種目で最大3回認められる試技を有効活用するため、確実性を挙げる努力も重ねている。