小学生が手話を体験 伊勢市社協、聴覚障害者への理解深める 三重

【「友だち」の手話を練習する児童ら=伊勢市のイオンタウン伊勢ララパークげんここるーむで】

【伊勢】夏休み中の小学生に向けた手話体験が2日、三重県伊勢市小木町のイオンタウン伊勢ララパークげんここるーむで開かれた。

子どもたちがさまざまな福祉体験をする市社会福祉協議会主催の「夏休みちょこっと福祉体験」の一環。聴覚障害者の気持ちや生活上の不便を知り、手話を学んでもらおうと企画した。

事前に申し込みのあった市内の小学4―6年の9人が参加。市聴覚障害者福祉協会の村上喜代子さん(73)と、通訳者として市手話サークル連絡会のボランティアが講師を務めた。

村上さんは「手話は手だけでなく、表情が大切。今は皆マスクをしているから困る」と説明。手話体験では、子どもたちが数字やあいさつ、「頑張る」「楽しい」といった気持ちを表現する手話を練習し、一人一人の名前の表し方も教わった。話し手の口の動きを見て何を言ったか答えるゲームや手話を当てるクイズなども楽しんだ。

参加したみなと小4年の坂田莉彩さん(9つ)と南平悠羽さん(9つ)は「自分で手話を勉強していて、もう少し上達したいと思って参加した」「耳が聞こえない人が困っていたら助けたい」と話していた。