正福寺で鈴鹿墨祭り 書家4人の鈴鹿墨作品、体験も 三重

【鈴鹿墨を使って書いた作品=鈴鹿市西庄内町の正福寺で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市西庄内町の正福寺(曽我正彦住職)でこのほど、市の伝統工芸品鈴鹿墨をPRする「鈴鹿墨祭り!」が始まった。全国的に活躍する書家4人による鈴鹿墨作品約50点の展示をはじめ、期間中の土、日(13、14日は除く)には体験イベントなどを実施する。28日まで。拝観無料。

鈴鹿墨を現在、唯一製造する同市寺家5丁目の進誠堂が主催。日本の文化である書道を通じて、鈴鹿墨への理解を深めるのが狙い。

本堂と書院に作品を展示。ふすま4枚分の大作となる渡部大語さんの「地獄に咲く花」は、種田山頭火の「私が求める花は地獄の真ん中に咲いている」を横約3・6メートル、縦約1・8メートルの大きさに力強く書いた。

そのほか万代香華さん、田山稔夫さん、宮地崖石さんの作品が並ぶ。

7日午前10時から、万代さんの書道パフォーマンスがある。約30分間。観覧無料。

つまみ細工の墨染め体験は6、7、20、21、27、28日の午前10時―午後3時まで。各日先着50人。

にぎり墨体験は6、21、27日の午後1時から同3時まで。各日50人まで。いずれの体験も一人一回無料。

曽我住職(54)は「墨の魅力を伝える寺として、今後も定期的に展示を続けたい。寺と鈴鹿墨の一体感を見てもらえれば」と話していた。

問い合せは進誠堂=電話059(388)4053=へ。