6、7日に「平和展」 松阪空襲や被爆、沖縄戦の資料展示 三重

【沖縄戦で銃弾が貫通した水筒を示す後藤共同代表=松阪市役所で】

【松阪】「松阪 平和の会」(前嶌徳男・後藤健一共同代表)は8月6、7の両日、三重県松阪市外五曲町の同市文化財センター第3ギャラリーで「平和展 戦争の現実とは」を開く。入場無料。

同会は3年前に発足し、退職教員12人でつくる。平和展は2回目。戦争を風化させず、平和を考える機会とするため、戦争中の遺物や写真、新聞、書籍、計175点を出品する。

実物資料は50点。松阪中島飛行機工場への空襲を報道する伊勢新聞や、松阪市岡山町の個人宅にあった海軍駐屯地を示す石柱「海軍標柱」、「空襲警報発令中」の看板などを展示する。

広島・長崎の原爆被害や、沖縄戦も取り上げる。沖縄県平和祈念資料館から銃弾が貫通した水筒や手投げ弾などを借りた。

三重県原爆被災者の会の森岡文孝元会長が8月6日、松阪空襲で自宅が焼けた三好三重子さんが同7日、それぞれ午後1時半から、会場で体験を語る。

前嶌共同代表(73)は「戦争体験が聞けるのはあと2、3年ではないか」と話し、「少しでも実態を知って、平和に向けて行動する機会にしてほしい」と来場を呼びかけている。