感染者の健康観察を簡素化 保健所の業務逼迫で三重県

三重県は1日、新型コロナウイルス感染者の増加によって保健所の業務が逼迫(ひっぱく)していることを受け、新規感染者への連絡方法を簡略化すると発表した。集団感染が発生した場合の積極的疫学調査も対象を絞り込む。

県によると、新規感染者への初回連絡について、今後は重症化リスクが低ければ取りやめることを可能とする。代わりに医療機関からの発生届に書かれた新規感染者の携帯電話にショートメールを送信する。

メールでは食料支援の要請などを受け付ける専用サイトを案内する。送信後半日程度で開封がなければ電話で連絡する。高齢者や妊婦ら重症化リスクが高い感染者への初回連絡は、従来通り電話で実施する。

同時に5人以上の感染者が発生した施設を対象とした積極的疫学調査も、今後は重症化リスクを踏まえて実施の可否を判断する。これにより、クラスター(感染者集団)の発生件数が減少する可能性がある。