<全国高校総体はばたけ県勢>女子団体フルーレの鳥羽 集大成の大会に

【フェンシング女子団体フルーレ県代表の鳥羽(左端から新田、那須と南姉妹)】

5日から8日まで香川・高松市総合体育館で開催のフェンシングの全国高校総体(インターハイ)女子団体フルーレに今年3月の全国高校選抜女子団体フルーレ2位の鳥羽が出場する。2021年の三重とこわか国体県代表入りを目指し、幼い頃から切磋琢磨(せっさたくま)して来た選手をそろえた。新型コロナウイルスの影響で三重国体は中止となったが、コロナ禍でも関係者の努力と工夫で行われるインターハイを集大成の大会にする。

粘り強い防御が持ち味の主将の那須杏里、小柄ながら相手の懐に鋭く切り込むスタイルの新田穂乃香、勝負強く、一本勝負に特に強さを発揮する南愛の3年生3人がチームの大黒柱。新田は津、那須と南は鳥羽市内のジュニアチームで小学時代からしのぎを削る間柄。「(高校では)一緒に戦いたいと思った」と話す新田。津市の自宅から高校まで片道1時間半かけて通学している。

高校1年目から県内で安定した強さを示してきたが、フェンシング部の松本優監督の助言で試合での自分たちのプレーを振り返る習慣をつけて安定感が増した。3年生にとって最後の全国高校選抜も初戦から接戦をものにしながらしぶとく龍谷大平安(京都)との決勝まで勝ち上がった。

リレー方式の選抜と異なり、1チーム4人編成、3人による総当たり戦で争われるインターハイに向けては南の妹で1年生の心愛もメンバー入り。独特の間合いとタイミングが武器の大型新人を加えてこの春果たせなかった日本一を狙う。主将の那須は「インターハイはこのメンバーで戦える最後の大会。選抜よりさらに良い結果を」と頂点を見据えている。