雇用助成金4592万円不正受給 四日市の飲食店 三重

三重労働局は1日、四日市市新正3丁目の飲食店「琉球ダイニング風と島人」が虚偽の申請によって新型コロナウイルス関連の雇用調整助成金と緊急雇用安定助成金の計約4592万円を不正に受給していたと発表した。

同局によると、同店は令和2年9月から今年4月まで、従業員を休業させたとする虚偽の内容を書いた40件の申請書類を作成して同局に提出。申請内容などを踏まえた同局の訪問調査によって発覚した。

同局は先月20日付で支給決定を取り消し、全額の返還を求めた。店側は不正を認め、返還の意思を示している。同局は不正受給の動機について「同様の不正を広げてしまう」として明らかにしていない。

同局が県内事業者の支給決定を取り消したのは本年度で3件目だが、公表するのは初めて。不正受給の総額は約1億円に上る。同局は「調査を継続し、発覚した場合は基準に基づいて公表する」としている。