津市久居をモデル地域に 危険箇所の対策で、三重県教育長会見

木平芳定三重県教育長は29日の定例記者会見で、津市の久居地域を防犯教育と交通安全教育のモデル地域に選んだと発表した。地元の児童生徒が協力して作成した「安全マップ」を教育に活用する。

県教委によると、モデル地域の指定は平成30年度から県内各地で実施し、今回で五地域目。小中高の通学路が重なっていることや市街地で交通量が多いことなどを踏まえ、本年度は久居地域を選んだ。

久居農林高、久居中、誠之小の児童生徒が通学時などに危険と感じる場所を抽出。中学と高校の生徒会役員らが現地調査し、事故回避の方法などについて話し合った結果を記入した安全マップを作成する。

生徒会役員らは久居中と誠之小で出前授業を開き、完成したマップを元に児童生徒らに危険箇所を解説する。マップは地域内の自治会や警察にも提供し、現地調査の結果は教職員らが研修で活用する。

木平教育長は「子どもたちには取り組みを通じ、危険な場所を認識してもらいたい。取り組みの成果を防犯教育や交通安全教育に生かし、県が実施している通学路の安全点検とも連動させたい」と述べた。