リニア早期実現、関西線利用促進を 亀山で市民会議総会 三重

【総会に臨む櫻井市長=亀山市東御幸町の市文化会館で】

【亀山】「リニア中央新幹線・JR複線電化推進亀山市民会議」(会長・櫻井義之亀山市長)は28日、亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、令和4年度総会を開き、同市内へのリニア中央新幹線の全線早期実現など6項目の基本目標と、JR利用客の増加対策を事業に盛り込んだ本年度事業計画案を可決した。

同会議は、亀山市議会や商工会議所、自治会連合会、観光協会など19団体と、企業51社で構成。この日の総会には、関係者ら約70人が出席した。

事業計画案では、リニア中央新幹線(東京―大阪間)の全線早期実現▽停車駅を亀山市内に誘致▽関西本線(名古屋―亀山間)の未着工区間の複線化―などを基本目標とし、JR利用客の増加対策と利便性の向上などの事業を掲げた。

櫻井市長は「現在、リニア中央新幹線の県内停車駅候補地案として、県が同市内の東・南部地域で調査分析を行っている」とし、「本年度内に県期成同盟会が停車駅の決議をする」と述べた。

一方、JR西日本が鉄道としての特性が十分発揮されていない輸送密度の低い線区に挙げた関西本線(亀山―加茂間)について、同市長は「県と沿線自治体と連携を図り、本路線の利用促進に向けた取り組みを進める」と語った。

総会後、早稲田大学の佐々木邦明教授による「リニア駅を生かした亀山市のまちづくりについて」と題した講演会もあった。