「2学期以降の授業を改善」 学習調査結果で三重県教育長

【定例記者会見で、全国学力・学習状況調査結果への所感を語る木平教育長=県庁で】

木平芳定三重県教育長は29日の定例記者会見で、本年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を受けて「2学期以降の授業を改善したい」と述べた。長時間テレビゲームをする児童生徒が多いことには「県教委の取り組みが(子どもたちに)響いていない部分もある」とし、生活習慣に関する指導を検証する考えを示した。

木平教育長は調査結果について「設問の意図を理解することや、算数で割合の意味を理解することに課題がある。昨年度に続いてテレビゲームの時間が長い一方、学校以外の学習時間が短い」と述べた。

その上で、8月にも市町の学習担当指導主事による研修会を開き、調査結果を分析すると説明。「子どもたちに寄り添い、分かりやすく、面白いと思ってもらえるような授業にしたい」と語った。

テレビゲームの時間が長いことには「全国的な傾向だが、多い印象がある」と指摘。「県教委も読書に親んでもらう取り組みをしているが、響いていない部分もある。取り組みをしっかり振り返る」と述べた。

会見では「学校で配布される端末でゲームができるのか」との質問も。県教委の担当者は「市町で端末が異なるので一概には言えないが、いろんなものを見たりできるようにはなっている」と返答した。

県内では全国学力テストの平均正答率が中学の数学を除く5教科で全国平均を下回った。テレビゲームを3時間以上する児童生徒の割合は全国平均を上回り、読書をする児童生徒の割合は全国平均より低かった。