三重で3507人感染、連日最多 新型コロナ、2人死亡

三重県は28日、未就学児から100歳代までの3507人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者としては初めて3千人を超え、2日連続で過去最多を更新。県内の感染者は延べ11万8726人となった。

県によると、新規感染者は前週の同じ曜日と比べて1228人の増加。8日連続で前週の同じ曜日を上回った。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は884・11人で、前週の1・93倍に当たる。

県は「集計の方法を変更したため、新規感染者が急増した」と説明。従来通り感染者への聞き取りを経て計上した感染者に、医療機関からの発生届だけを元に計上した感染者が1400人ほど加わった。

県の患者情報プロジェクトチームは「集計方法を全面的に切り替えるまで、新規感染者数が実態より多くなる可能性がある」としつつ「感染が急激に拡大していることに変わりはない」としている。

県は感染者のうち80代の男性2人が死亡したと発表。うち1人は入所先の施設で新型コロナとは別の原因で、もう1人は入院中に新型コロナが原因で亡くなった。県内感染者の死者は334人となった。

また、県は28日、職員や入所者ら20人の感染が判明している特別養護老人ホームと、職員や入所者ら25人の感染が判明している高齢者入所施設でクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。

両施設とも入所者への介助や共有スペースでの会話を通じて感染が広がったとみられる。新規入所の受け入れを停止するなどして対応しているという。県内で発生したクラスターは193件となった。

県は今月上旬から中旬までに判明した感染者のうち49人に実施したゲノム解析の結果も発表。65・3%に当たる32人が「BA・5」、16人が「BA・2」、1人が「BA・2・12・1」だった。

28日現在の病床使用率は、前日比0・9ポイント減の43・9%。入院中の感染者は4人減の214人、宿泊療養者は8人減の180人、自宅療養者は2281人増の1万8283人となった。

新規感染者は四日市市で702人、津市で601人、桑名市で387人、鈴鹿市で325人、松阪市で264人、伊勢市で227人、伊賀市で161人、名張市で137人、菰野町で96人、いなべ市で92人、亀山市で85人、志摩市で77人、東員町で64人、川越町で54人、明和町で33人、玉城町で26人、南伊勢町で25人、熊野市で24人、多気町で22人、不明で19人、朝日町と鳥羽市で18人ずつ、県外で15人、大台町で7人、大紀町で6人、度会町と尾鷲市で5人ずつ、木曽岬町で4人、紀北町と御浜町で3人ずつ、紀宝町で2人。