症状や接触者公表せず 三重県、感染者急増で調査遅れ 新型コロナ

三重県は27日、新型コロナウイルス感染者の症状や接触者調査の状況を、28日の公表分からは資料に記載しないと発表した。感染者の急増によって保健所の調査が遅れていることを理由に挙げている。

県によると、28日の公表分からは、医療機関からの発生届に書かれた情報だけに基づいて公表する。これまでは発生届を請け負った保健所が感染者に電話で症状を聞き取るなどした上で公表していた。

これにより、新規感染者数に占める感染経路不明の割合が公表資料では把握できなくなるほか、29日ごろまで新規感染者数が増える見込み。新規感染者に対する電話での聞き取りは従来通り実施する。

県の患者情報プロジェクトチームは「新規感染者が予想以上に増え、保健所の作業が限界に近い。このままでは公表した感染者数と実態がかい離すると考え、公表の方法を変えることにした」としている。