「沖縄が第二のクリミアに」 守る実行委代表の惠氏が中国の脅威説明 三重・津で講演

【講演する惠氏=津市大門の津センターパレスで】

【津】伊勢新聞政経懇話会7月例会は27日、三重県津市大門の津センターパレスで開き、シンクタンク「沖縄・尖閣を守る実行委員会」代表の惠隆之介氏が「日本がウクライナに、沖縄がクリミアになるとき」と題して講演した。沖縄における中国共産党の脅威や沖縄の実情について説明し、「国家が沖縄を放任して資金を流すだけ流して、反日的なものに利用される危険性がある」と警鐘を鳴らした。

惠氏はロシアのウクライナ侵攻に触れ、「民主主義国家が団結してプーチンの作戦を阻止しないと中国、北朝鮮がまねする危険性がある」「沖縄でも左翼や中国、北朝鮮の工作が集中している。沖縄は北朝鮮、台湾、中国などあらゆる勢力が争っているのが現状」と語り、沖縄が第二のクリミアになる可能性があると話した。

また「沖縄は米軍基地があるから産業が発展しないという風潮が日本国民にある」「沖縄米軍用施設や米軍の将校向けに高級住宅を賃貸するなど、貸借料でもうけている人もいる。基地産業が一種のビジネス化している」と沖縄の実情を語った。

戦後の日本の外交については、「近隣諸国に謝罪外交ばかり繰り返している。決着をつけて国家を立て直さないと日本が無くなってしまうと危惧している」と述べ、「持つべきものは軍事力。このままでは国は非常に厳しくなる」と危機感を募らせた。

惠氏は防衛大卒業後、海上自衛隊幹部候補生学校、世界一周遠洋航海を経て艦隊勤務。2等海尉で退官後、琉球銀行に入行。拓殖大学客員教授や琉球国際大学非常勤講師などを歴任。