現役レーサーの助手席に同乗 小中学生ら走行体験 三重・鈴鹿

【ヘルメットを装着し、助手席に乗り込む参加者=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市のNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会(畑川治理事長)は26日、同市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで、市内小中学生を対象とした同乗走行体験会「本物の世界を知る」を開き、レーシングドライバーが運転する市販車の助手席に子どもらが同乗し、約5・8キロのコースを高速で一周した。

体験を通じて、より高い世界へのあこがれや夢に挑戦する力に役立ててもらうのが狙い。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった。

この日は、事前申し込みの小学4年―中学3年、40人が参加。

レーシングドライバーの福山英朗副理事長が講演し、「諦めずに挑戦し続けることで夢はかなう。夢に向かう気持ちを大きく育んで欲しい」と、自身の経験を振り返りながら呼びかけた。

走行体験は、同市出身の脇田一輝選手ら5人の現役レーサーが、一人ずつ順番に子どもたちを乗せて運転した。直線の最高速度は約170キロ。

ヘルメットを装着した子どもたちは、助手席に乗り込み、プロの運転技術やスピード、遠心力などを全身で体感した。

参加者の一人、市立玉垣小4年の伊藤菜々花さん(9つ)は「カーブする時に頭を持っていかれそうになってびっくりしたが、怖くはなかった。面白かった」と話していた。