段ボールベッド組み立て 伊勢・みなと小で防災学習

【段ボールベッドを協力して組み立てる児童ら=伊勢市のみなと小学校で】

【伊勢】三重県伊勢市のみなと小学校でこのほど、地元の神社地区まちづくり協議会と連携した防災学習が開かれた。5年生53人が、災害時の避難所の生活スペースを体感したり、段ボールベッドの組み立てを実践し防災意識を高めた。

同まち協は、子どもたちの防災意識の向上と交流を目的に、2019年から統合前の旧神社小で防災学習を始め、今回で3回目。

始めに市危機管理課職員が、過去の大災害の被害の様子や、南海トラフ地震の発生の仕組み、災害時に身を守る方法などについて講義した。続いて児童らは、まち協のメンバーに教わりながら、避難所で一人に与えられるスペースに座ったり寝転んだりして広さを体感。避難所で使う段ボールベッドや簡易トイレの組み立てなどを体験し、楽しみながら学んだ。

参加した竹内彩楽(さら)さん(10)は「段ボールベッドの組み立ては簡単にできた。頑丈で床に寝るより快適。災害時にあったら便利だと思う」と話した。

まち協事務局長の田中敏伸さん(74)は「活発に参加してくれた。学習をきっかけに防災意識を持ってほしい。災害時、子どもらにも力になってもらえるようにしたい」と話していた。