タラヨウの葉に思い刻む 津で「ふみの日」手紙体験会

【タラヨウの葉にメッセージを刻む野田代表(左端)ら後方は演奏する「ドルフィー」=津市南新町の和奏カフェで】

【津】三重県津市を拠点に活動する市民団体「だいじこファミリー」(野田啓子代表)は「ふみの日」の23日、同市南新町の和奏カフェで手紙体験会を開き、参加者が「葉書(はがき)」の起源とされるタラヨウの葉に思いを刻んだ。

タラヨウは大人の手のひらほどの大きさの肉厚の葉で、裏面を引っかくと黒く浮き上がる特徴がある。古来から葉に経を書くなどされ「葉書」の語源とする説がある。

同団体は6年前から伝えられない思いを投函(とうかん)する私設のポストを市内に設置し定期的に手紙を書く会を開催。年1回津観音でおたき上げ供養をしている。

参加者がタラヨウの葉に目打ちで文字を刻むと、みるみるうちに黒く浮き上がりペンで書いたような状態に。思い思いのメッセージを刻み私設ポストに投函した。体験会に合わせキーボードと尺八のユニット「ドルフィー」が演奏した。

野田代表(59)は「手紙を書くことで自分の気持ちと向き合い明日から頑張るきっかけになれば」と話した。