婚姻届など不適切事務処理19件 志摩市、女性職員に停職6カ月処分 三重

【志摩】三重県志摩市は22日、婚姻届や転籍届など19件の事務処理を不適切に扱っていたとして、市民生活部に所属する40代女性係長級職員を停職6カ月の懲戒処分とした。また管理監督責任として、当時の上司2人を戒告とした。

市によると、女性係長は市民課に所属していた平成30年―令和3年度までの間、婚姻届や転籍届など19件の届け出書類のシステムへの入力業務について、未処理のまま放置したり誤って記載したりしていた。

他部署に異動後の4月21日に後任が未処理の書類を発見し、上司に問い合わせて発覚した。女性係長は「方法に不明な点があり、後回しにしていたら滞ってしまった。時間がたって言い出せなくなっていた」と話しているという。

市は11日までに該当する戸籍事務を修正し、届出人への事情説明と謝罪をしたという。また再発防止策として、届出書類に対する複数人でのチェックや管理体制の強化、職員への研修を実施するとしている。

橋爪政吉市長は「戸籍制度の根幹を揺るがす極めて不適切な事態を重く受け止め、心からおわび申し上げる。二度と起こさないよう綱紀粛正と服務規律の確保を徹底し、信頼回復に努める」とコメントした。