次期総合計画に高校生意見 鈴鹿市職員、神戸高校で聞き取り 三重

【10年後の鈴鹿市に向けたメッセージを発表する生徒ら=鈴鹿市神戸4丁目の県立神戸高校で】

【鈴鹿】令和6年度からの次期総合計画策定に向け、準備を進める三重県鈴鹿市は22日、同市神戸四丁目の県立神戸高校(北村武校長)で、生徒会役員の2、3年生6人が市の担当職員と意見交換した。

市は策定の基礎資料として、6―7月に18歳以上の市民4千人を対象にしたアンケートを実施しているが、対象外の高校生や回答率低い大学生―子育て世代にも意見を聞くことで、計画作りに生かしていくのが狙い。

同校で5校目。この日は生徒会長の3年水澤日女香さん(17)、副会長の2年山路りなさん(16)、会計の2年久樂花優さん(16)と3年佐野七海さん(17)、書記の2年岩田カレンさん(17)と岡千遥さん(16)が参加。

生徒らは、市が取り組む子育てや教育、市民活動など11分野のうち、10年後に重要と思う項目を選択。市について「ほど良くバランスが取れたまち」と一定の評価をしつつ、「子育てしたいと思う環境があれば子どもは産みたい」「自分がやりたい仕事が三重にはない」など、それぞれの意見を述べた。

また、北村校長は「高齢者や子どもの施策は出てくるが、若者の施策はない。市を活性化するには10代20代が魅力を感じて情報発信してくれるような仕掛けがあれば」と指摘し、「そのためには生徒たちを巻き込むこと」と提案。

賛同した生徒らは「みんなが注目するような市の面白動画を高校生と一緒に作ればバズるのでは」とアイデアを出した。

そのほか、3人1組で10年後の鈴鹿市に向けたメッセージを考えて発表した。

水澤生徒会長は「これから大人になって、10年後に中心となって働いているのは私たち。自分たちの意見を伝えるいい機会になったし、若者の意見を聞く姿勢はいいことだと思う」と話した。