伊勢消防隊員ら訓練成果を披露 救助技術東海地区指導会向け 三重

【要救助者を救出する「ほふく救出」訓練を披露する隊員ら=伊勢市楠部町の市消防本部で】

【伊勢】三重県伊勢市楠部町の市消防本部で21日、消防隊員が技術を競う「消防救助技術東海地区指導会」に出場する隊員らの訓練の成果発表が開かれた。

大会は30日に名古屋市で開催され、東海3県の69の消防本部から620人余りが出場。陸上の部と水上の部で各7種目あり、市消防本部からは、20、30代の消防隊員と救助隊員の6人が、陸上の3種目に臨む。大会はコロナ禍で2年間中止され、3年ぶりの開催。上位者は8月の全国大会に出場が決まる。

この日は中芝育史消防長らが見守る中、隊員らが、15メートルの垂直なはしごを登り安全性や速さを競う「はしご登はん」、垂直に下ろされたロープを登る「ロープ応用登はん」、煙道に見立てた通路を進んで要救助者を救出する「ほふく救出」を披露し、迅速で的確な動きをみせた。

中芝消防長は「本番までけがのないよう調整し、優勝することを願っている」と激励した。

ほふく救出に出場する下村将太さん(30)は「技術を磨くことは、市民の生命や身体を守るために重要なこと。個々の力は確実に上がっている。チームワークを大切にし、全国出場を目指したい」と意欲を語った。