武四郎の「佐渡日誌」出版 松阪の記念館、グッズ8種類も 三重

【松浦武四郎が出版した「佐渡日誌」】

【松阪】三重県松阪市小野江町の松浦武四郎記念館はこのほど、武四郎の著作「佐渡日誌」を出版した。また同館のリニューアルを記念して製作したTシャツやクリアファイルなどオリジナルグッズ8種類の販売を始めた。

松浦武四郎(1818―88年)は幕末、ロシアの南下に危機感を抱いて蝦夷(えぞ)地を探検し、地図や地誌を作成した。明治政府の開拓判官として北海道と命名した。

佐渡日誌は武四郎が1847年に佐渡島を巡った記録。海防のため海岸の砲台を確認するとともに、流刑者の墓参りや佐渡金山の坑内を記し、「読めば佐渡が全て分かる」と幕末の志士に訴えている。

山本命館長は「佐渡金山で働く人の寿命が短いのは、真っ暗の坑道で明かりを取る油が悪いからじゃないかと書いている」と紹介している。

300冊発行し、1冊税込み800円で販売する他、県内図書館へ寄贈した。

【松浦武四郎記念館のオリジナルグッズ】

オリジナルグッズには、「東西蝦夷山川地理取調図」や「武四郎涅槃(ねはん)図」をプリントしたクリアファイル、雅号「馬角斎(ばかくさい)」をデザインしたTシャツやマグネットがある。マスコットキャラクター「たけちゃん」のストラップやマスキングテープも作った。