四季の花、繊細なタッチで 井阪さん、画業40周年油彩画展 松阪・三重

【来場者に作品を紹介する井阪さん(右端)=津市東丸之内の松菱6階美術画廊で】 

【津】美術公募団体白日会会員の画家、井阪仁さん(71)=明和町=の画業40周年記念の個展「風姿花伝」が20日、三重県津市東丸之内の松菱6階美術画廊で始まった。生命感あふれる四季の花を中心に大小の油彩画約30点を展示販売している。25日まで。

井阪さんは会社員と並行して20歳代から制作を続け31歳で退職して画業に専念。花の作家として独自のスタイルを確立し全国の百貨店で個展を開催する。同所での個展は13年ぶり4回目。

バラとポピー、ミモザ、モクレンなど四季の花を繊細な筆遣いで表現。花びらや葉の一枚一枚を写実的に描きながら背景に箔(はく)を用いることで軽やかさや華やかさを際立たせている。17世紀のグレーズ技法を使ったという風景や人物画もある。

井阪さんは「植物の生命感や躍動感、それぞれの季節を感じてもらえたら」と来場を呼びかけた。