当時の知事名で祝電か 旧統一教会関連イベント 三重県議が調査求める質問書

旧統一教会の関連イベントに当時の知事名で祝電を送っていた疑いがあるとして、稲森稔尚三重県議(草の根運動いが、2期、伊賀市選出)が19日、経緯の調査を求める文書質問書を県に提出した。

質問書は令和元年10月に愛知県常滑市で開かれた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連イベント「孝情文化祝福フェスティバル」に「当時の三重県知事が祝電を寄せたとの報道がなされた」とした。

その上で「公私いずれの立場であっても、知事名で祝電を送れば県が旧統一教会の趣旨に賛同しているかのような印象を与えかねない」と指摘。事実関係の調査に加え、県と旧統一教会の関係性を尋ねた。

このほか、この10年で県に寄せられた「霊感商法」に関する相談の件数や内容を公表するよう要請。霊感商法による物品の購入や献金の要求などを防いだり、被害者を救済したりする取り組みも尋ねた。

県議による文書質問は、議会基本条例の規定に基づく。県議会は稲森議員の文書質問に対し、8月3日までに文書で回答するよう県当局に要請した。質問と回答は県議会のホームページに掲載される。

秘書課は取材に「まだ質問書が届かないため質問の詳細は分からないが、そのようなイベントに県として祝電を送った記録はない」と説明。今後の調査は「質問書を確認した上で検討する」としている。