故和泉氏作、触って座れる石彫も 津・天空の庭ミュージアムで企画展 三重

【和泉氏が造った「天空の庭」=津市神戸長谷の天空の庭ミュージアムで】

【津】三重県津市神戸長谷の「天空の庭ミュージアム」は16―23日(21日は休み)、同所で石彫家の故和泉正敏氏(昭和13―令和3年)の作品を期間限定で公開する「石楽展―石からつながる宇宙へ」を開く。完全予約制。午前9時半―正午(受け付け午前11時まで)、午後3時―同6時(同午後4時半まで)、入場料大人1500円、高校生以下無料。

和泉氏は香川県出身で長きにわたり彫刻家の故イサム・ノグチ氏の制作を支えた。自身の制作では故宮博物院(台湾)やシカゴ美術館(米国)に作品がある。

平成24年に同ミュージアムの敷地内に石彫作品「天空の庭」を造った縁で2年前に新たに54点を展示。昨年、今年と年4回期間限定で公開している。和泉氏は昨年9月に逝去した。

敷地内の約3万坪を5エリアに分けて展示。庵治石、瀬戸内海の花崗岩、黒御影石などで制作した作品を夏の自然を借景に楽しめる。10点の石で構成する作品「子供たちのための宇宙石」など一部の作品には触れたり腰かけたりができる。


【10点の石で構成された「子供たちのための宇宙石」=津市神戸長谷の天空の庭ミュージアムで】

川﨑立紀・同展実行委員長(52)は「周りとの調和を考え和泉先生ご自身が設置されたいわば最後のお仕事。作品そのものを感じてほしい」と呼びかけた。問い合わせは同ミュージアム=電話059(253)1417=へ。