コロナ急増「感染対策徹底を」 東海3県知事が共同メッセージ

【会議後の記者会見で感染防止対策の徹底を呼びかける一見知事=県庁で】

東海3県の知事は15日のテレビ会議で、新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けた3県の対応を確認した。16日からの3連休を前に感染防止対策を徹底するよう県民に求める共同メッセージも発出した。

共同メッセージは「変異株の置き換わりが進み、第7波に突入したと考えられる。東海3県でも感染者が急増している。3連休や夏休みはマスクを外して人と会う機会が増えるため、一層の対策が必要」とした。

その上で、熱中症に注意しながらのマスク着用、手洗い、消毒、人との距離確保、こまめな換気、体調不良時の外出自粛を徹底するよう要請。帰省先や旅行先では「感染リスクの高い行動」を控えるよう求めた。

一見勝之知事は病床使用率が40%に達した場合は県独自のアラートを発出し、コロナ対応の病床を増やす方針を報告。「ポイントは検査」とし、8月上旬にも2カ所程度の駅に検査の拠点を設ける考えを示した。

大村秀章愛知県知事は感染状況について「第6波が収束するまでに第7波が襲来したと思っている」と説明。「3連休や夏休みを前に改めて3県で足並みをそろえ、第7波をしっかりと抑え込みたい」と述べた。

古田肇岐阜県知事も先月下旬から第7波に入ったとの認識を示した上で「社会活動が機能不全に陥る可能性がある」と指摘。会食は「同一テーブル4人まで」などとする県独自の呼びかけをまとめたと紹介した。

また、古田知事は「この3日間で(三重県の新規感染者が)極端に増えているのはなぜか」と尋ね、一見知事は「何か原因があるわけではない。BA・5への置き換わりが進んでいるからだと思う」と返答した。

このほか、大村知事はリニア中央新幹線の「建設促進期成同盟会」に静岡県が加盟したと報告。「しかるべき時期にオンラインで総会を開き、川勝平太知事にあいさつをしてもらい、意見交換をする」と述べた。

一見知事は会議後の記者会見で「今は経済を止める状況ではないと考えている人が多いと思う」としつつ「しばらくしてから重症者が増える可能性もある」とし、感染防止対策を徹底するよう県民に呼びかけた。