村上、陸上日本選手権V報告 伊勢市長訪問、男子砲丸投げ 三重

【日本陸上競技選手権での優勝を報告した村上選手=伊勢市役所で】

【伊勢】6月に大阪市で開催された「日本陸上競技選手権大会」男子砲丸投げで優勝した三重県伊勢市出身の村上輝(ひかる)選手(26)=東京都・日本体育施設所属=が11日、故郷の伊勢市役所で鈴木健一市長に喜びを報告した。

村上選手は、伊勢宮川中学、南伊勢高校の出身。小学2年から陸上競技に取り組み、中学1年で砲丸投げなど投てき種目を始めた。

高校1年の夏、砲丸投げの有力選手だった友人を熱中症で亡くしたことをきっかけに、「日本一」を目指すことを決意したという。亡き友人の両親から「砲丸投げをけん引する選手になってほしい」と思いを託され、競技を続けてきた。高校卒業後、国士舘大学を経て、現在は日本体育施設に勤めながらトレーニングに励む。今大会では、自己ベストの18メートル29センチを記録し、初優勝を果たした。

村上選手は「学生時代からいつも2、3位で、悔しい思いをしてきた。今回は負ける気がしなかった」と振り返り、「念願だった優勝はうれしいが、狙っていた日本記録に届かず悔しさが半分。次は日本人初の19メートルが目標。パリ五輪も目指したい」と意欲を語った。