氏神に巨大龍展示 津・千王神社、練りは中止 三重・亀山

【参道に展示された巨大龍=津市栗真町屋町の千王神社で】

【津】三重県津市栗真町屋地区住民らで作る「町屋百人衆」(坂野大徹会長、会員60人)は9日夜、同市栗真町屋町の千王神社に巨大龍を展示した。同神社を拠点に町内2キロ余りを練る地区の風物詩「巨大龍踊り」はコロナ禍で3年連続中止したが、来年の実施に向け関係者が心を一つにした。

同団体は地域の発展に力を合わせようと平成7年に設立。地域の氏神の夏祭りの時期に電飾を施した巨大龍で町内を練る迫力ある行事で知られる。

今年は実施の方向で5月から準備してきたが感染が収束に向かわない状況に練りを見送り、代わりに夏祭りの参拝者が見られるよう参道に長さ55メートルの龍を展示した。練りの時と同様に電飾をともし口から炭酸ガスの煙を吹き出すセンサーも設置。訪れた人は間近で見る迫力に驚いていた。

夕刻には関係者約20人が集まりはらいを受けた。坂野会長(63)は「来年に向けてぜひやりたいと思っている。皆でまとまっていきたい」と呼びかけた。