殉職警官を追悼 桑名署員ら献花、冥福祈る 三重

【献花台に花を手向ける三國署長(左)ら=桑名市住吉町で】

【桑名】59年前に窃盗犯の追跡中に殉職した三重県警桑名署の杉野武生警部補=当時(21)=を追悼する献花式が9日、桑名市住吉町の慰霊碑前で営まれた。署員や警察OBらが、冥福を祈った。

昭和38年7月9日未明、同市船場町の材木店から木材が盗まれていると通報があり、現場近くの派出所に勤務していた杉野警部補が駆けつけた。犯人は4人組の男で、杉野警部補は逃れようとして暴走させた犯人らの車にはねられ、亡くなった。犯人グループは後日、逮捕された。

式には13人が参列。三國悦夫署長らが献花台に花を手向け、全員で黙とうをささげた。

三國署長は「自らの危険を顧みることなく殉職された杉野先輩の使命感と勇気は、三重県警察職員のかがみ。我々職員一同、尊い意志を受け継ぎ、住民の安全と安心を確保するために全力で取り組んでまいります」と話した。