夏の高校野球三重大会きょう開幕 3年ぶり有観客で開会式

【同学年の野球部員たちに渡すお守り作りに励む宇治山田商業高校の3年生マネジャーら=6月29日、伊勢市内で】

第104回全国高校野球選手権三重大会(県高野連など主催)は8日、四日市市営霞ケ浦球場で開幕する。64校61チーム(2つの連合チーム含む)が1枚の甲子園切符を目指し、27日まで同球場、津球場公園内野球場、ドリームオーシャンスタジアム(県営松阪球場)、ダイムスタジアム伊勢(倉田山公園球場)で熱戦を展開する。

8日は午後1時から開会式を行う。選手宣誓は名張の中山拓海主将が務め、開会式の後に開幕試合として同2時半から1回戦1試合(英心―川越)が予定されている。雨天の場合は同じ敷地内の四日市ドームで開会式のみ行う。

「1週間500球以内」の球数制限は前年に続いて導入。今年から継続試合も導入し、悪天候などで途中打ち切りになった場合に翌日以降、試合が止まった場面から再開する。

全日程、全会場で観客の入場を認め、応援団や吹奏楽による応援を解禁する。声出し応援の禁止は継続する。入場料は一般700円、高校生200円、中学生以下無料。

新型コロナウイルス感染拡大前の2019年まで行われてきた開会式が3年ぶりに有観客で復活する。恒例の入場行進は今年から3年生に限って女子選手を含む全部員、全マネジャーの参加を容認。県高野連の栗谷佳宏理事長は「(高校3年間、コロナ禍で)窮屈な思いをさせてきた生徒たちに高校野球をやって良かったと思ってほしい」とその意図を話す。

宇治山田商(伊勢市)からは3年生部員とともに3年生の女子マネジャー3人が行進への参加を予定している。村田治樹監督から打診を受けたときはいずれも大喜びしたといい、山下怜夕さんは「自分たちも集大成の大会。自信を持って歩きたい」。村田監督は「行進でチーム内の結束を高め、応援スタンドの力がグラウンドに届くことを期待したい」と話していた。