会社設立の現役津高生囲む 有志生徒と車座トーク 三重

【会社設立への思いを話す星野さん(右から2人目、右端は森谷さん)=津市新町の津高図書館で】

【津】三重県立津高の生徒と講師が気軽に交流する「車座トーク」が6日、津市新町の同校であった。3月に若手クリエイターを支援する合同会社を設立した同校3年の星野怜さん(17)が「現役津高生、会社つくったってよ。」と題して思いを話し、呼びかけに応じた1―3年の有志生徒15人が参加した。

視野を広げるきっかけにしてもらおうと令和2年度から放課後に開催する図書館の企画で現役の生徒が話し手になるのは初めて。

トークは安濃町を拠点に地域活性化に取り組む森谷哲也さん(44)が進行し、参加者が事前に寄せた質問を投げかけた。

星野さんは設立の動機を「インターネットで配信する映像やイラストの制作者が、法的知識のなさから相応の報酬を支払われない現状に一石を投じたかった」と説明。現在はクリエイター4人と専属契約を結び、配信映像などを制作している。企業や個人から複数の依頼があるとして、「業界全体の規模をでかくしてクリエイターが生きていける収益を出したい」と夢を語った。

また「面白い事業であればお金を出してくれる投資家はいる。お金がないからと夢を諦めることはない」と助言。将来は「好きなコンテンツをどうやったら守れるかを考えたら弁護士」だとして、経営と並行し弁護士資格取得を目標に挙げた。

2年の諸岡愛美さん(16)は「会社を立ち上げることに興味があり参加した。ビジネスモデルをしっかり考えないとだめだと思った」、1年の庄司悠人さん(15)は「行動力に驚いた。輝いている先輩の話は刺激になった」とそれぞれ感想を述べた。