三重県知事「リバウンド」と認識 新型コロナ急増で、対応病床増へ

【定例記者会見で感染状況を説明する一見知事=県庁で】

一見勝之三重県知事は7日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染状況について「リバウンドしている」との認識を示し、コロナ対応の病床を増やす考えを示した。県内旅行の代金を割り引く「みえ得トラベルクーポン」は、現時点では継続させる考えを示した。

一見知事は会見で、感染者数の増加を踏まえて「リバウンド以外の何物でもない」と説明。感染の「第7波」に入ったかとの問いには「第6波の最後かもしれない。まだ判断するには早い」と述べた。

「医療は逼迫(ひっぱく)していない」としつつ、6日時点で347床の確保病床数を20日までに461床に増やすと説明。「最大576床までの増床が可能」とし、状況に応じて増床する考えを示した。

旅行代金の割り引き中止は「現時点では考えていない」と説明。「感染者が急に増えれば中止する可能性もある」としつつ、増床が可能な状況であれば「中止を見送る判断もあり得る」と語った。

このほか、新規感染者の急増は「ワクチンの抗体が下がっていることが原因の一つ」と分析。「3回目接種率は県内の全人口で62%にとどまる」とし、若年層の3回目接種や高齢者の4回目接種を呼びかけた。