被告男は無罪主張 強制性交等致傷で津地裁初公判

令和2年10月、三重県内の路上で女性=当時(16)=に暴行し、山中に連れ去ってわいせつ行為などをしたとして、強制性交等致傷などの罪に問われた住所不定、無職野村武志被告(51)の初公判が6日、津地裁(柴田誠裁判長)であった。野村被告は「事件に関わっていない」と起訴内容を否認した。

検察側の冒頭陳述によると、女性から野村被告とDNAが一致する体液が検出されたこと、被告が所有する車の中から発見したタオルなどから女性のDNAが検出、フェイスブックで女性とその母親を調べていた履歴が残っていたと指摘した。

弁護側は、携帯の位置情報から野村被告は現場付近にいたものの、犯行時刻に現場にいなかったことやDNA鑑定にも問題があったなどとして、無罪を主張した。

起訴状によると、令和2年10月27日午後6時ごろから同7時40分ごろまでの間、通行中の女性に背後から棒状のもので左肩を殴打し、山林内に連れ去り、脅迫や手足を縛るなどしたあと、わいせつ行為や裸を携帯で動画撮影するなどして、左肩関節打撲傷など全治約四週間の傷害を負わせたとされる。